屋根修理・リフォームが必要な屋根の劣化サインとは!?

みなさんこんにちは。屋根専門業者 株式会社 丸石のHP担当Tです。

今回は、屋根のトラブルで修理やリフォームが必要な時期につて、いつ!どんな時!何を見て判断するのか!?

そんな、屋根のトラブルの判断基準についてご紹介します。

 

屋根が訴える修理・リフォームの劣化サインとは!?

屋根の寿命(耐用年数)は屋根材にもよりますが約15年〜40年(日本瓦は100年)と言われています。これは、耐用年数まで引き延ばすためには、それぞれ屋根材のメンテナンスが必要でその時期も8年〜30年です。

【屋根耐用年数表】

【屋根材】【耐用年数】
トタン屋根10〜20年
ガルバリウム鋼板20〜30年
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)15〜25年
アスファルトシングル20〜30年
セメント瓦系30〜40年
粘土瓦(日本瓦)50以上(100年とも)

しかし、ある程度築年数が経過すると経年劣化や自然災害などで屋根も傷んでくるものです。特に地震や風災では耐用年数に関係なく屋根が傷みます。

と言っても判断基準がわからないと、どのような状態が劣化サインなのか判断できないですよね。

そこで、屋根の状態を知るには、屋根やその周りをよく観察して、気になる場所を見つけることが大切で、それが劣化サインなんです。

もし1ヶ所でも見つかれば、それは屋根の劣化サインと思ってください。

 

屋根の劣化サインを見つける方法!!

屋根の劣化サインを見つける方法は、下記10ヶ所の劣化ポイントを観察してみると良いでしょう。参考までに劣化ポイントを図で説明します。

🟨観察する10カ所のポイント

【10ヶ所の観察ポイントを図で解説します】

 

家が建ち住み始めた時から劣化が始まっています。年数を重ねることで起きる経年劣化は必ず起こります。いかに、メンテナンスをおこない屋根を長持ちさせるかです。

気になり始めたら下記項目10ヵ所ををチェックしてみてください。

図に示す10ヶ所のポイントは下記項目になります
1.お住まいの築年数
2.経年劣化の程度(全体を観察して)
3.屋根の劣化(部分的に)
4.瓦やスレートにずれ
5.瓦やスレートのひび割れ
6.金属屋根のサビ
7.金属屋根の色褪せ
8.板金の不具合やサビがないか
9.部屋の天井に雨漏り
10.雨樋の状況(雨漏り・詰まり・色褪せ・割れ)

異常や気になるところをくまなく観察することでお住まいの状況を把握することができます。まだ大丈夫と思っていても、経年劣化は日々進んでいます。

🟨チェック表を作成してみましょう!

観察の際はチェック表を作成し、気になる項目に〇を付けます。難しく考えないで、初見の判断として気になるところをチェックする程度です。

【チェック表の参考例】

【チェック項目】【よい】【少し気になる】【とても気になる】
築年数築15年 ◯
全体の経年劣化度
屋根の劣化
瓦・スレートのずれ
瓦・スレートのひび
金属屋根のサビ
金属屋根の色褪せ
板金の不具合
天井の雨漏り
雨樋の状況(色褪せ)

例えばこのように、チェック表に記入してみて気になる部分が多いほど屋根が悲鳴を上げている可能性があります。これは屋根が修理やリフォームが必要だとサインを出していると思ってください。

屋根材により耐用年数も異なりますので、お住まいの屋根はどのような屋根材を使用しているか、まず調べておきましょう。

チェックする際、直接危険な屋根に上って観察するのは怪我のもとです。決してご自身が屋根に上ることはやめいてください。本当に危険です!!!

カメラで写真を撮っておくといいです。ご相談時の参考資料となります。

❣️どうしても屋根に上る必要があると判断した場合、すぐに屋根専門業者『株式会社丸石』にご連絡ください。無料で診断させていただきます❣️

こんな状態は要注意!!屋根の劣化サイン

参考までに、劣化サインで多い屋根材のヒビや割れ、苔やサビの発生などを画像でご紹介します。

屋根にひびや割れ(スレート・コロニアル・カラーベスト・瓦)
スレート屋根や瓦屋根に多いのが経年劣化や自然災害でヒビや割れがあったり、ひどい時にはゆがんだりします。放っておくと傷んだ箇所から雨水が漏れ、天井雨漏りの原因にもなります。

屋根に『苔・藻・カビ』が発生
屋根も年数が経てば徐々に汚れ『苔・藻・カビ』が発生してきます。放置しておくと黒ずみ美観の問題や屋根材の劣化を早めてしまう可能性があります。

金属屋根にサビが発生(トタン・カルバリウム鋼板)
トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根に発生するサビは、放置しておくと穴が空きそこから雨水が入り雨漏りの原因になります。特にトタン屋根は他の屋根材より耐用年数も短いのでサビを発見したら修理が必要です。
 

金属屋根に退色や変色などで色褪せる
年数が経てば退色や変色など色褪せてきます。放置しておくと美観も損ない屋根材そのものの寿命を縮めてしまいます。劣化が進みすぎると内部まで傷み屋根の取り替えが必要になります。
 

雨樋の詰まりや色褪せ
雨樋も屋根同様年数が経てば徐々に傷んできます。特に目立つのが太陽光で色褪せ、また、一見問題ないように思われがちな雨樋ですが、飛んでくる落ち葉などで詰まっている場合があります。

今回は、5つの劣化サインをご紹介しましたがいかがでしたか。

まだまだたくさん劣化ポイントがあります。今後は、屋根材による劣化サインだけでなく、修理やリフォームが必要な屋根の状態についてもブログでご紹介していきます。

屋根の劣化サインのまとめ

屋根は修理やリフォームが必要なとき屋根自ら劣化サインを出してくれます。これは、放置すれば屋根だけじゃなく、お住いの内部まで傷んでくるよというサインです。

屋根の耐用年数は屋根材により15年〜40年といわれていますが、年数を重ねると経年劣化で耐用年数の途中でも傷んできます。

放置しておくと屋根の寿命を短くしてしまうほか、家の内部に雨漏りして大掛かりな修理工事が必要ほど傷んできます。

新築の時はとてもきれいで屋根の劣化を意識するまでにはいかないでしょう。それでも、屋根を長持ちさせるには屋根の状態を知ることが大切です。

そのためにも、屋根のチェックとメンテナンスは不可欠です。屋根の劣化サインをいち早く見つけて大切な屋根を守ってください。