T様邸の『屋根リフォーム』がいよいよ完成です。
1日目の下屋根の撤去から野地板を張るまでを紹介しましたが、今回は本屋根の工事に取り掛かり、予定の4日間で工事完了となります。
天候も良く、雨季の工事では、屋根を半分ずつ仕上げていくのですが、この時期は雨も少なく屋根全体のコロニアル屋根材を撤去し、野地板や防水シートを貼るまで一日で完了させます。そして、翌日から一挙に屋根の葺き替えを完了させます。
工事期間は延べ4日間。その工事の過程をご紹介します。
古いコロニアル屋根材を剥がします。
経年劣化でコロニアル屋根材が割れやすくなっていて、足元に気を付けながら丁寧に剥がして行きます。細かな廃材やホコリの落下を防ぐため養生しながら進めます。
剥がし終えたコロニアル屋根材は、廃棄するため細かく砕き専用の袋に入れ廃棄場まで運びます。これは2004年以前の屋根材には『アスベスト』が含まれていたこともあり、専用の廃棄場で処理する必要があるからです。
今回の場合は2004年以降に作られたコロニアル屋根材なので、アスベストが含まれていることはありません。念のため専門の廃棄場での処理となります。
野地板を貼りその上に防水シートを貼ります。
古い防水シートは古い野地板に貼りついていたりで剥がすことが出来ません。そのため、古い防水シートの上に野地板を貼り、その上に新しい防水シートを貼って行きます。
南側屋根と北側屋根に野地板を張る
南側屋根及び北側屋根に防水シートを張る
新しい屋根材を貼って行きます
本来は、防水シートの上に屋根材を貼っていくのですが、外からは熱を遮断し、部屋の中から熱が逃げないよう断熱材を間に挟んで貼って行く方法をご提案しました。ここからは屋根材を葺いていきます。
|役物墨だし
|断熱材を敷き施し新しく屋根を葺く
|屋根板金で仕上げ完成です
今回ご提案した屋根材は、コロニアルよりも耐久年数に優れ、『天然スレートの表情を表現した格調高いデザイン』で尚且つ軽量である、石粒付鋼板屋根材『SKY Metal Slate』を使用しました。
この屋根材の特徴は、『強くて軽い』『地震の横揺れを抑える』『雨音や熱を伝えにくい』『日射熱を和らげる』など、建物に長期的に優しいと評判の屋根材です。材質的に雪止め金具も必要ありません。
|屋根のリフォーム『Before・After』
【Before】
【After】
今回のリフォームは、屋根だけではなく、外壁の傷みもあることから、T様からの要望で外装塗装や雨樋、そして、2階ベランダの防水加工に至るまでご依頼を受けたことから、黒を基調にお住い全体のリフォームプランをご提案し完成しました。
まとめ
T様からも、「また新たな住いに大変身したよ!」とお喜びの声を頂き、弊社をお選びいただいたことに感謝いたします。
もし、皆様のお住まいが経年劣化や風害などで、リフォームや部分修理、また、雨樋の交換などお考えの際は、ご相談だけでもいいので、是非、弊社にご連絡いただければ幸いです。必ずご満足いただけるよう社員全員でサポートさせて頂きます。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。今回の『屋根・外壁』工事に関しましては別途ご契約から完成まで、弊社HPで詳しくご紹介させて頂きます。皆様のリフォームのご参考になれば幸いです。