屋根材を選ぶポイントとは!?おすすめする屋根材を徹底解説します

弊社ホームページにご来訪いただきありがとうございます。

今回は屋根リフォームにおける屋根材の種類や、リフォームするときの屋根材の選ぶポイントをご紹介します。

また、屋根材の特徴やメリット・デメリットについても解説させていただきますので、屋根リフォームをお考えの際、参考にしていただければ幸いです。

#️⃣屋根材を選ぶ3つのイントとは!?

リフォームを考えた時最初に頭に浮かぶのが屋根材選びですね❗️

そして最初に思い浮かべるのが…

「費用はいったいいくらかかるんだろう…」

「工事日数はどのくらいかかるのかな?」

「2度目のリフォームしたくないよな〜〜!耐久性も考えなければ…」

このように、リフォームを考えたとき、どんな屋根にしたいか迷うところです。そこで役に立つのが屋根材を選ぶときの3つのポイントです。

『屋根材を選ぶ3つのポイント』
・価格
・デザイン
・耐用年数(耐久性)

この3つの選び方についてさらに詳しくご紹介します。

🔸屋根材の価格

屋根材ってその性質や特徴で大きく価格差が発生します。

価格を控えてリフォームしたいとお考えの場合は比較的安価な金属屋根材の『ガルバリウム鋼板』『石粒付鋼板』などがあります。

最も安価なのは金属屋根材の『トタン屋根』ですが、錆び(サビ)や耐用年数が短いなど難点もあり現在ではあまり使われなくなっています。

特に価格も施工日数も抑える事ができる『カバー工法』には、これらの金属屋根が最も多く使われています。

🔸屋根材によって屋根のデザインが大きく変わる…

屋根材で屋根のデザインも大きく変わります。

デザイン性と言えば屋根のスタイルや色合いです。

石粒付鋼板や海外で多く使われているアスファルトシングル屋根材は石粒の色によってカラーバリエーションが豊富にあります。

🔸耐久性が良い屋根材は…

リフォームを考えたとき皆さんが願うことは「2度目のリフォームは考えたくない」と思われるんじゃないでしょうか。

屋根材の耐用年数は最も重要で、生涯の生活に充てる費用の負担を考えればもっともの事ですね。

リフォームとなれば、軽量で耐用年数も長い屋根材が好まれ、20年または30年以上の耐用年数が見込まれる屋根材を選ばれることが多いです。

#️⃣3つのポイントを踏まえ屋根材の種類を徹底比較!!

屋根材を比較する前に、屋根材の種類をご紹介します。どの屋根材にもメリットやデメリットがあるものです。理解したうえで屋根材を選んでみてください。

弊社で取り扱う屋根材の中でご依頼が多い3つの屋根材を比較してみました。

『屋根材の種類』
・金属屋根材(ガルバリウム鋼板/石粒付鋼板)
・アスファルトシングル
・スレート屋根材(コロニアル屋根材ともいう)

ここからは、ご依頼の多い屋根材の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

🔸ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の特徴は、表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンのメッキを施した鋼板で金属屋根としては錆びにくく耐用年数も長いことにあります。

また、遮熱鋼板と断熱材の一体型でその耐久性と遮熱性能は抜群でとても人気の屋根材です。

加えて、屋根材の中でも安価に抑えられることから、金属屋根の定番として大変人気があります。

🔲メリット

軽量で耐用年数が長いだけではなくそのほかにもたくさんのメリットがあります。

1.軽量なので耐震性が高い
2.錆びにくく防水性に優れている
3.施工費用が抑えられる
4.金属素材なので複雑な形状にも対応

安価で軽量、また耐用年数も長いことからカバー工法でのリフォームで多く使われています。

※カバー工法についてはこちら☞【費用を抑え工事期間も短縮できる『カバー工法』について解説します。】で詳しくご紹介しています

🔲デメリット

全てがメリットばかりではないですね。デメリットもあります。

1.施工が難しく板金工の技術が必要(弊社が得意とする分野です)
2.遮音性が低い
3.傷や凹みに弱い

弊社がご提案するガルバリウム鋼板は日本製の『横暖ルーフ』で断熱性に優れた屋根材です。夏の暑さも軽減されます。

ガルバリウム鋼板は安価で軽量にくわえ耐用年数・耐震性、また、どんな形状の屋根でも施工できるなど総合力で高く評価されています。

🔸自然石粒付き鋼板屋根材

ガルバリウム鋼板より耐久性が高く長期に渡り美観を保ち、安価で長寿命であることからメンテナンスコストを抑える事ができます。

自然石を砕いた石粒を表面に敷き詰めた屋根材効果は、金属屋根の弱点とも言われる断熱性や遮音性にも優れ、耐用年数は30年以上と高品質を保ちます。

🔲メリット

長寿命であるが故にメンテナンスフリーと言わ長年に渡り高品質を維持する事は最大のメリット言えますが、そのほかにもメリットがあります。

1.メンテナンスフリーを実現
2.軽量で耐震性や耐火性に優れている
3.自然石粒効果で遮音や遮熱に優れている
4.施工費用が抑えられる
5.どんな屋根にも使えるオールマイティーな屋根材

このように弊社でも自信を持っておすすめできる屋根材の一つです。葺き替えリフォームに、カバー工法などによる重ね葺きに大いに活躍する屋根材です。

🔲デメリット

重宝される屋根材でもこんなデメリットがあります。

1.施工時ある程度の期間石粒が剥がれる
2.ガルバリウム鋼板に比べ断熱性が劣る
3.海外製品なので輸入に頼る
4.やや材料費が高くなる

⚠️断熱効果に関しては、断熱材一体型のガルバリウム鋼板と比較した場合であり、断熱効果が劣る訳ではないです。施工にあたっては下地に断熱シートを施し仕上げます。

⚠️石粒は剥がれる事を想定して作られているので品質には問題なく保証されています。

🔸アスファルトシングル

アスファルトシングル屋根材は海外で100年以上も前から多く使われている屋根材で、日本でもマンションや戸建住居の屋根材として使われています。

特徴はガラス基材にアスファルトを浸透させ、さらに表面に石粒を吹き付け接着したシート状の屋根材で、どんな屋根の形状でも施工できます。

石粒の色によりカラーバリエーションも豊富で、洋風や和風の家にもマッチします。

🔲メリット

アスファルトシングルのメリットをまとめてみました。

1.割れない錆びない
2.石粒効果で傷つきにくい 
3.防水性、耐久性に優れている 
4.軽量で耐震性が高い
5.どんな屋根にも使えるオールマイティーな屋根材

このようなメリットがあり、新築一戸建てに使われていることが多くあります。

🔲デメリット

リフォームを意識してデメリットも知っておかなくてはなりません。

1.強風で剥がれや破れがある
2.5〜10年で定期メンテナンスが必要
3.経年劣化で石粒が落ち見た目も悪くなる

新築の際使われることが多いアスファルトシングル屋根材ですが、弊社ではリフォームの対象となる場合、カバー工法にも対応する金属屋根材を希望されることが多いです。

🔸スレート屋根材

スレート屋根材はコロニアルともカラーベストと言われ、粘板岩を素材とした『天然スレート』や、セメントに繊維素材を混ぜて作られた『化粧スレート』があり、人気の高いのはデザインもカラーバリエーションも豊富な『化粧スレート』です。

天然スレートは高級感のある素材ですが、価格が高いことから現在では使われることはありません。

🔲メリット

化粧スレートの材料にセメントを使用しますが、厚さも薄く重量的には軽量の屋根材として住居への負担が少なく耐震性にも優れています。

また、瓦屋根に比べても安価であることから、普及率も高く和風木造の建物にも多く使われています。

経年劣化と耐用年数が過ぎたスレート屋根は、既存の屋根を残したまま新しく葺くカバー工法が可能です。

🔲デメリット

スレートは防水性が低く割れやすいというデメリットがあります。そのほいかにも経年劣化によりスレートの反りやカビや苔の発生が見受けられます。耐用年数も15〜20年程度なので、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

スレート瓦のメリットを活かして、新築一戸建ての屋根に使われることが多くありますが、弊社では可能な限り費用や施工日数を考慮したカバー工法をご提案させていただきますので、リフォームで使うことは少ないと言えます。

#️⃣屋根材のまとめ

屋根リフォームで多く使われる屋根材は『金属屋根材・アスファルトシングル』です。特に費用を抑えたカバー工法に使われる屋根材として金属屋根材が大変人気があります。

屋根材を選ぶポイントは『価格・デザイン・耐用年数』を参考にするといいでしょう。さらに加えるとしたら軽量で耐震性に優れた屋根材です。

屋根材にはメリットがあればデメリットもあります。弊社では現在の屋根の状況を診断し、最も相応しい屋根材と施工方法をご提案いたしますので安心してご相談ください。

費用を抑え工事期間も短縮できる『カバー工法』について解説します。

最近、屋根の修理やリフォームが必要な劣化サインを発見したが工事の方法や費用はどのくらいかかるのか悩んでおられませんか!?

実際に、屋根リフォーム工事となると、できれば費用を抑え工事期間も短くしたいとお思いの方は少なくないですね!!

そこで今回は、屋根のリフォームにかかる期間が比較的短く、気になる費用も抑えるることができる『カバー工法』について解説します。

屋根の劣化サインを発見したら、まず屋根専門業者の『株式会社丸石』にお尋ねください。屋根の診断から、現在の状況やどういった工事が可能なのか詳しくご説明させていただきます。【お問い合わせフォームはこちらから】

屋根の劣化サインに関しては『屋根修理・リフォームが必要な屋根の劣化サインとは!?』をぜひご参照ください。

屋根リフォーム『カバー工法』とは!?

F様邸カバー工事着工前と完成の比較

屋根の修理やリフォームの方法は基本的に『カバー工法と葺き替え工事』に分かれます。

今回ご紹介するのが、比較的『価格を抑えしかも工事期間が短い』カバー工法です。

|カバー工法の仕組みと方法

カバー工法は、既存の屋根をそのまま残し、その上に直接防水シート(ルーフィング)を張り、軽量の金属屋根を葺く方法です。

経年劣化した古い屋根の上に軽い金属屋根を葺くことで、古い屋根をはがし処分する費用が掛からず、はがす作業に時間を費やすことがないので、費用も工事期間も短縮することができます。

【画像で紹介『カバー工法の仕組み』】

一般的に多いのは、スレート屋根(コロニアル屋根ともいう)の上に防水シート(ルーフィング)を張り、軽量の金属屋根材(ガルバリュウム鋼板やジンカリウム鋼板)を葺く工法が多く行われています。

|どんな屋根でもカバー工法は可能なのか

結論から言いますと・・・

カバー工法が可能な屋根は限定されます。

カバー工法が出来ない理由は大きく分けて3つあります。

  1. 全ての屋根にカバー工法が適用されるわけではありません。スレート屋根でも劣化が進み下地材(野地板)まで傷みがひどいい場合はカバー工法はできません。
  2. カバー工法は屋根がフラットな状態でなければなりません。従いまして、瓦屋根の場合などは適用外となります。また、瓦屋根は重くその上に屋根を重ね葺きすると重量が加算されます。
  3. 古い屋根がトタンの場合、経年劣化が進むと金属の腐食が激しくサビや下地材(野地板)まで傷んでいることが多いため、そもそもカバー工法が出来な場合があります。

このように、屋根の築年数や屋根材によってカバー工法をしたくてもできない場合があります。

カバー工法が多く使われるスレート屋根でも、築年数が40年以上経っている、自然災害で破損がひどく下地材まで傷んでいるなどの場合はカバー工法は避けた方がいいでしょう。

|カバー工法の耐久年数は

屋根リフォームするうえで気になるのが葺き替えた屋根の耐久年数ですね。

金属屋根『例えばガルバリュウム鋼板』の場合は30年以上の耐久性が期待でき、現在でも多くのオーナー様から喜ばれています。

スレート屋根の寿命は築20~30年ですので、築10~20年のご住居にお住まいの方は、そろそろ劣化サインが出ている可能性が高いので、カバー工法でのリフォーム時期といえます。

 

カバー工法のメリットとデメリット

F様邸カバー工事完成

 

カバー工法の仕組みを解説しましたが、どのようなリフォーム工事にもメリットあるいはデメリットがあります。

|カバー工法のメリット

カバー工法の下記5つのメリットが考えられます。

  1. 古い屋根をそのまま利用するので廃材が出ない
  2. 廃材処理費用がかからない
  3. 古い屋根の撤去作業がないので工期を短縮することができる
  4. 結果的に二重屋根となるので断熱性や遮音性が増す
  5. 環境負荷が少ない

廃材が出ないのは地球環境に優しい工法といえます。

|カバー工法のデメリット

メリットがあれはその反面デメリットも潜んでいます

  1. 既存の屋根材によってカバー工法が出来ない(カバー工法は限定される)
  2. 二重屋根となるので少し屋根の重量が増す
  3. 屋根の劣化状態によってカバー工法が出来ない場合がある
  4. 屋根材は金属屋根など限定される

このように、既存の屋根材によってはカバー工法が出来ない場合や、新しく張る屋根材がほぼ金属屋根に限定されます。

弊社は、現状の屋根診断から最も適した葺き替え方法をご提案させていただき、その理由を詳しくご説明させていただきますのでご安心ください。

カバー工法にかかる費用

F様邸カバー工事完成

 

もっとも気になるのは施工費用ですね。

カバー工法は、費用が抑えられる工事です。また、工事期間も短く工事期間中もご自宅の出入りにも支障をきたすことはありません。

では、気になるカバー工法の費用は・・・

屋根の広さにより費用は変わります。

あくまで目安ですが、弊社では平均的な屋根の広さですと

金属屋根(ガルバリュウム鋼板)で約50万~(状況により野地板の修理交換が必要な場合は費用がかかります)

安全のため足場設置費は別途20~30万円程度かかります。

弊社は屋根専門業者です。弊社が直接施工しますので施工費もご納得いただけると存じます。まずは屋根の診断とお見積りをご要望ください。

カバー工法のまとめ

今回は屋根リフォームで費用を抑え工事期間も短縮できるカバー工法についてご紹介しましたがいかがでしたか。

屋根の経年劣化、最も劣化サインが多いのは築10年以上20年未満のスレート屋根です。リフォームが必要だが大がかりな葺き替え工事は避けたい、費用を抑えたいなどいろんな問題を抱え悩むところですね。

今回のblogでご紹介しましたカバー工法はそんな問題を解決できる屋根リフォーム工事です。

ご自宅の屋根に劣化サインを見つけたら、ぜひ屋根専門業の丸石にお尋ねください。屋根の診断からお見積りまで無料でご提案させていただきます。

株式会社丸石は、いつまでも安全安心で暮らせる家作りに貢献してまいります。

屋根修理・リフォームが必要な屋根の劣化サインとは!?

みなさんこんにちは。屋根専門業者 株式会社 丸石のHP担当Tです。

今回は、屋根のトラブルで修理やリフォームが必要な時期につて、いつ!どんな時!何を見て判断するのか!?

そんな、屋根のトラブルの判断基準についてご紹介します。

 

屋根が訴える修理・リフォームの劣化サインとは!?

屋根の寿命(耐用年数)は屋根材にもよりますが約15年〜40年(日本瓦は100年)と言われています。これは、耐用年数まで引き延ばすためには、それぞれ屋根材のメンテナンスが必要でその時期も8年〜30年です。

【屋根耐用年数表】

【屋根材】【耐用年数】
トタン屋根10〜20年
ガルバリウム鋼板20〜30年
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)15〜25年
アスファルトシングル20〜30年
セメント瓦系30〜40年
粘土瓦(日本瓦)50以上(100年とも)

しかし、ある程度築年数が経過すると経年劣化や自然災害などで屋根も傷んでくるものです。特に地震や風災では耐用年数に関係なく屋根が傷みます。

と言っても判断基準がわからないと、どのような状態が劣化サインなのか判断できないですよね。

そこで、屋根の状態を知るには、屋根やその周りをよく観察して、気になる場所を見つけることが大切で、それが劣化サインなんです。

もし1ヶ所でも見つかれば、それは屋根の劣化サインと思ってください。

 

屋根の劣化サインを見つける方法!!

屋根の劣化サインを見つける方法は、下記10ヶ所の劣化ポイントを観察してみると良いでしょう。参考までに劣化ポイントを図で説明します。

🟨観察する10カ所のポイント

【10ヶ所の観察ポイントを図で解説します】

 

家が建ち住み始めた時から劣化が始まっています。年数を重ねることで起きる経年劣化は必ず起こります。いかに、メンテナンスをおこない屋根を長持ちさせるかです。

気になり始めたら下記項目10ヵ所ををチェックしてみてください。

図に示す10ヶ所のポイントは下記項目になります
1.お住まいの築年数
2.経年劣化の程度(全体を観察して)
3.屋根の劣化(部分的に)
4.瓦やスレートにずれ
5.瓦やスレートのひび割れ
6.金属屋根のサビ
7.金属屋根の色褪せ
8.板金の不具合やサビがないか
9.部屋の天井に雨漏り
10.雨樋の状況(雨漏り・詰まり・色褪せ・割れ)

異常や気になるところをくまなく観察することでお住まいの状況を把握することができます。まだ大丈夫と思っていても、経年劣化は日々進んでいます。

🟨チェック表を作成してみましょう!

観察の際はチェック表を作成し、気になる項目に〇を付けます。難しく考えないで、初見の判断として気になるところをチェックする程度です。

【チェック表の参考例】

【チェック項目】【よい】【少し気になる】【とても気になる】
築年数築15年 ◯
全体の経年劣化度
屋根の劣化
瓦・スレートのずれ
瓦・スレートのひび
金属屋根のサビ
金属屋根の色褪せ
板金の不具合
天井の雨漏り
雨樋の状況(色褪せ)

例えばこのように、チェック表に記入してみて気になる部分が多いほど屋根が悲鳴を上げている可能性があります。これは屋根が修理やリフォームが必要だとサインを出していると思ってください。

屋根材により耐用年数も異なりますので、お住まいの屋根はどのような屋根材を使用しているか、まず調べておきましょう。

チェックする際、直接危険な屋根に上って観察するのは怪我のもとです。決してご自身が屋根に上ることはやめいてください。本当に危険です!!!

カメラで写真を撮っておくといいです。ご相談時の参考資料となります。

❣️どうしても屋根に上る必要があると判断した場合、すぐに屋根専門業者『株式会社丸石』にご連絡ください。無料で診断させていただきます❣️

こんな状態は要注意!!屋根の劣化サイン

参考までに、劣化サインで多い屋根材のヒビや割れ、苔やサビの発生などを画像でご紹介します。

屋根にひびや割れ(スレート・コロニアル・カラーベスト・瓦)
スレート屋根や瓦屋根に多いのが経年劣化や自然災害でヒビや割れがあったり、ひどい時にはゆがんだりします。放っておくと傷んだ箇所から雨水が漏れ、天井雨漏りの原因にもなります。

屋根に『苔・藻・カビ』が発生
屋根も年数が経てば徐々に汚れ『苔・藻・カビ』が発生してきます。放置しておくと黒ずみ美観の問題や屋根材の劣化を早めてしまう可能性があります。

金属屋根にサビが発生(トタン・カルバリウム鋼板)
トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根に発生するサビは、放置しておくと穴が空きそこから雨水が入り雨漏りの原因になります。特にトタン屋根は他の屋根材より耐用年数も短いのでサビを発見したら修理が必要です。
 

金属屋根に退色や変色などで色褪せる
年数が経てば退色や変色など色褪せてきます。放置しておくと美観も損ない屋根材そのものの寿命を縮めてしまいます。劣化が進みすぎると内部まで傷み屋根の取り替えが必要になります。
 

雨樋の詰まりや色褪せ
雨樋も屋根同様年数が経てば徐々に傷んできます。特に目立つのが太陽光で色褪せ、また、一見問題ないように思われがちな雨樋ですが、飛んでくる落ち葉などで詰まっている場合があります。

今回は、5つの劣化サインをご紹介しましたがいかがでしたか。

まだまだたくさん劣化ポイントがあります。今後は、屋根材による劣化サインだけでなく、修理やリフォームが必要な屋根の状態についてもブログでご紹介していきます。

屋根の劣化サインのまとめ

屋根は修理やリフォームが必要なとき屋根自ら劣化サインを出してくれます。これは、放置すれば屋根だけじゃなく、お住いの内部まで傷んでくるよというサインです。

屋根の耐用年数は屋根材により15年〜40年といわれていますが、年数を重ねると経年劣化で耐用年数の途中でも傷んできます。

放置しておくと屋根の寿命を短くしてしまうほか、家の内部に雨漏りして大掛かりな修理工事が必要ほど傷んできます。

新築の時はとてもきれいで屋根の劣化を意識するまでにはいかないでしょう。それでも、屋根を長持ちさせるには屋根の状態を知ることが大切です。

そのためにも、屋根のチェックとメンテナンスは不可欠です。屋根の劣化サインをいち早く見つけて大切な屋根を守ってください。

2023年高幡不動詣『卯の耳は福を呼ぶ🐰』

2023年(令和5年)新年を迎えて・・・

あけましておめでとうございます。

昨年中はひとかたならぬご愛好を賜り誠にありがとうございます。

本年も、皆様に信頼される丸石であり続けるため、社員一同日々精進してまいりますので何卒よろしくお願い申しあげます。

2023年は卯(うさぎ)年です。

ぴょんぴょん拍子で何事にも上手くいく年に。また、うさぎの耳は福を集めるといわれています。卯年が皆様にとりまして幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

株式会社 丸石 社員一同

高幡不動尊へ初詣

2023年も皆様の大切なお家の屋根を守ってまいります。

経年劣化や自然災害で屋根が気になる、修理したい、リフォームのお考えがある。

そんな時、気軽にご相談ください。お問合せはこちらから

酉の市で商売繁盛!!皆様の大切な屋根を神とともにお守りいたします

皆様の大切な屋根と弊社の商売繁盛を願い、酉の市に参拝してまいりました。生涯皆様の屋根を私たちが神様に変わってお守りいたします。『11月9日一の酉』

屋根を守る丸石5人衆


毎年恒例となった弊社の行事でもある酉の市で参拝するのは経験豊富な丸石5人衆です。

今年の熊手

毎年購入する店舗が作り上げた熊手です。2022年度(壬寅年)も無事に過ごせるよう祈りを込めました。

酉の市の豆知識

【関東】

酉の市は、現在の東京都足立区にある『大鷲(おおとり)神社』で、農民たちが秋の収穫を祝うため鳥を奉納したのが起源とされています。商売繁盛を願う行事は『酉の市』と言われ、一の酉、二の酉、三の酉で行事が行われます。

『関東三大酉の市』として最も知られてるのがこの神社です。

  • 浅草『鷲(おおとり)神社』
  • 新宿『花園神社』
  • 府中市『大國魂(おおくにたま)神社』

毎年参拝するのが私たちの氏神様でもある『大國魂神社』地元府中市の神様です。

2021年本年の酉の市は

  • 一の酉 11月9日
  • 二の酉 11月21日
  • 三の酉 開催無し 

言い伝えで「三の酉まである年は火事が多い」なんてといわれており、いよいよ寒くなって火を使うことが多くなり火事に注意をするようにとの意味もあるそうですよ。こんなことわざがあります。「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」

【関西】

『えべっさん』といい、毎年1月9日、10日、11日の3日間で行われます。9日を宵えびす、10日を本えびす、11日を残りえびすと言われています。そもそもえべっさんとは、七福神の一人『えびす様』のことで商売繁盛の神様なんですね。

全国でもその地域の風習があり、『日本の伝統文化』同じく商売繁盛を願う大切な行事です。2022年も皆様に幸が多いことをお祈りしております。

 

Tの鳥撮り散歩『囀りが綺麗なキビタキ君』

みんさんこんにちは<(_ _)>

丸石のHP担当のTです

ゴールデンウィークも残すところ・・・ですね。コロナ禍、外出自粛で、ゴールデンウィークといっても出かけることもままならない日々が続きますね。一日も早くコロナが終息することを切に願うばかりです。

家にばかり籠っていると、健康にも悪影響!人の出入りの少ない場所を選んでは、二重マスクに眼鏡をかけて完全防備で健康散歩に出かけます。もちろん、健康の為のウォーキングと称した『鳥撮り散歩』です。

近くの山に出かけては、自慢のカメラを持って・・・(自慢のカメラと言ってもメンテナンス期間も過ぎた骨董品です)

今回の目的の野鳥は、とても綺麗な声で囀る『キビタキ』です。

キビタキの生態

キビタキは夏鳥で、4月中旬から渡来し、秋ごろまでその綺麗な声で鳴いてくれるヒタキ類の仲間です。その姿も、黒と橙色や黄色といったお洒落な洋服を纏っています。

キビタキとはこんな野鳥

全長13.5㎝、夏鳥で市街・住宅街・森林に生息する。雄は羽に黒や橙色、喉から胸にかけて鮮やかな黄色の羽でカラフルな羽です。雌は地味な暗緑色をしている。大きな綺麗な声で囀るが特徴です。木の穴、建物のすき間などに巣をつくります。繁殖期、雄はなわばりの宣言と、メスの関心を引く「さえずり」を日の出とともに高らかにうたいあげます。

スズメ大の大きさでですが、大きな声とお洒落でカラフルな衣装が目立つので、鳴き声のする方を目で追うと意外と簡単に見つけることが出来ます。それに、今は彼女を求めて大きな声で囀るので、とても楽しませてくれますよ。

|キビタキ君のお姿拝見

止まってはすぐに飛び立ちまた戻ってくるの繰り返しです。大きな声で囀る時が「シャッターチャンス!」木の枝にとまり、喉を膨らませ一気に声を出すんです。可愛いですよ。

キビタキのphotoギャラリー

 

喉かから胸にかけての橙色やおでこの黄色のライン、素晴らしいでしょう!!

夏鳥で綺麗な声で鳴く野鳥の代表がこの『キビタキ』や『オオルリ』それに『クロツグミ』、まだ出会っていない『コマドリ』などです。残念ながら『クロツグミ』も声は聞こえているのですが、いまだ出会えず。先日もすぐそこで鳴いているのに・・・・。

コマドリはまだ出会っていません😞

野鳥との出会いはタイミングなんですよね!いつも出会うとは限らず、たまたまが多いんです。それが野鳥散歩の醍醐味です。

出会った時のあの興奮!!あせってピントが合わないときが多いが、目元がハッキリ撮れた時は大興奮です。

また、出かけよう『鳥撮り散歩!』 次は誰に出会えるかな・・・・。わくわくします。

羽村市のT様邸『屋根リフォーム』工事完成!!

T様邸の『屋根リフォーム』がいよいよ完成です。

1日目の下屋根の撤去から野地板を張るまでを紹介しましたが、今回は本屋根の工事に取り掛かり、予定の4日間で工事完了となります。

天候も良く、雨季の工事では、屋根を半分ずつ仕上げていくのですが、この時期は雨も少なく屋根全体のコロニアル屋根材を撤去し、野地板や防水シートを貼るまで一日で完了させます。そして、翌日から一挙に屋根の葺き替えを完了させます。

工事期間は延べ4日間。その工事の過程をご紹介します。

古いコロニアル屋根材を剥がします。

経年劣化でコロニアル屋根材が割れやすくなっていて、足元に気を付けながら丁寧に剥がして行きます。細かな廃材やホコリの落下を防ぐため養生しながら進めます。

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剥がし終えたコロニアル屋根材は、廃棄するため細かく砕き専用の袋に入れ廃棄場まで運びます。これは2004年以前の屋根材には『アスベスト』が含まれていたこともあり、専用の廃棄場で処理する必要があるからです。

今回の場合は2004年以降に作られたコロニアル屋根材なので、アスベストが含まれていることはありません。念のため専門の廃棄場での処理となります。

野地板を貼りその上に防水シートを貼ります。

古い防水シートは古い野地板に貼りついていたりで剥がすことが出来ません。そのため、古い防水シートの上に野地板を貼り、その上に新しい防水シートを貼って行きます。

南側屋根と北側屋根に野地板を張る

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南側屋根及び北側屋根に防水シートを張る

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新しい屋根材を貼って行きます

本来は、防水シートの上に屋根材を貼っていくのですが、外からは熱を遮断し、部屋の中から熱が逃げないよう断熱材を間に挟んで貼って行く方法をご提案しました。ここからは屋根材を葺いていきます。

|役物墨だし

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|断熱材を敷き施し新しく屋根を葺く

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|屋根板金で仕上げ完成です

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今回ご提案した屋根材は、コロニアルよりも耐久年数に優れ、『天然スレートの表情を表現した格調高いデザイン』で尚且つ軽量である、石粒付鋼板屋根材『SKY Metal Slate』を使用しました。

この屋根材の特徴は、『強くて軽い』『地震の横揺れを抑える』『雨音や熱を伝えにくい』『日射熱を和らげる』など、建物に長期的に優しいと評判の屋根材です。材質的に雪止め金具も必要ありません。

|屋根のリフォーム『Before・After』

 

【Before】

【After】

今回のリフォームは、屋根だけではなく、外壁の傷みもあることから、T様からの要望で外装塗装や雨樋、そして、2階ベランダの防水加工に至るまでご依頼を受けたことから、黒を基調にお住い全体のリフォームプランをご提案し完成しました。

まとめ

T様からも、「また新たな住いに大変身したよ!」とお喜びの声を頂き、弊社をお選びいただいたことに感謝いたします。

もし、皆様のお住まいが経年劣化や風害などで、リフォームや部分修理、また、雨樋の交換などお考えの際は、ご相談だけでもいいので、是非、弊社にご連絡いただければ幸いです。必ずご満足いただけるよう社員全員でサポートさせて頂きます。 

ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。今回の『屋根・外壁』工事に関しましては別途ご契約から完成まで、弊社HPで詳しくご紹介させて頂きます。皆様のリフォームのご参考になれば幸いです。

 

羽村市のT様邸『屋根リフォーム』工事着工!!

皆さんこんにちは

(株)丸石HP担当のTです。

今回は、東京は羽村市の『T様邸』の『屋根リフォーム工事』着工に伴い、オーナー様にご了承を頂き、blogでご紹介させていただきます。

今回のご依頼は、経年劣化もさることながら、台風などの強い風のあおりを受けたりしたことが原因で、屋根材の破損やひび割れなど目立ってきたので、屋根の葺き替えのご相談を受け診断させて頂きました。

その結果、屋根材の破損やひび割れが随所に見られたので、その旨を具体的にご報告し、オーナー様より工事の依頼をお受けすることなりました。

今回使用する屋根材は、古いコロニアル屋根から耐久性に優れた、ちょっぴりお洒落な感じの『SKY Metal Roof』の格調高いデザインの『SKY Metal Slate』を使います。お洒落ですよ!色はチャコールです。

完成まで「私たちにお任せあれ~~~<(_ _)>」

屋根リフォーム着工

今回のご提案は、屋根の葺き替えだけでなく、外壁(サイディング)の劣化も進んでいることから、外壁塗装もご依頼を受け、屋根葺き替え工事の前に外壁塗装工事を完了させています。

1日目『下屋根の改修工事』

T様邸の屋根の構造は上屋根(本屋根)と下屋根があり、1日目は、下屋根の古い屋根材を撤去し、下地の野地板や防水シートを張って行く作業です。

1.【下屋根の現状と屋根材の剥がし】

写真は、玄関屋根。現状の古いコロニアル屋根材です。この屋根材を全て剥がして行きます。

 

お風呂場に施されている下屋根。玄関と同じく、下屋根の古いコロニアル屋根材を剥がして行きます。

 

 

2.【野地板(コンパネ)張】

 

 

古いコロニアル屋根材を剥がし終えたら、下地である『野地板(コンパネ12mm)』を張って行きます。

 

 

3.【防水シートを張る】

 

野地板が張り終わると、その上に防水シートを全面に張って行きます。これで大雨になっても野地板まで水が漏ってくることはなく安心です。

 

 

古いコロニアル屋根材を剥がし、野地板、更に防水シートを張る作業が完了しました。1日目は下屋根の剥がしから、下地である野地板及び防水シート張りまでご紹介しましたが、2日目からいよいよ本屋根にかかります。

その着工から完成まで、随時blogで紹介していきますよ~~。

T様邸の完成まであと4日(足場撤去まで)です。とても素敵な家に生まれ変わります・・・。

今回の工事内容は、外壁塗装工事含め、T様邸の工事全般のご紹介として弊社HPで具体例をご紹介させて頂きます。ご自宅のリフォームの参考にしていただければ幸いです。

丸石鳥撮り倶楽部水鳥冬の陣「ミコアイサ」

春がすぐそこにやって来るということは、冬の水鳥たちも渡って行ってしまうときがやってきたということです。ここは多摩川の上流で、今年もたくさんの水鳥が私を楽しませてくれたのですよ。

その中でも、この場所では初めてのお目見えだったのが「ミコアイサ」というカモの仲間です。目元が黒い班があり「パンダカモ」の愛称で人気がある水鳥です。

今回は、その「ミコアイサ」をご紹介したいと思います。可愛いですよ!!

まるで別の種類に見える雄と雌の羽の色と模様

野鳥は雄と雌で羽の色や模様が違うことがよくあっります。このミコアイサもまるで別の種類かと思うぐらい羽の色や模様が違うんですよ。

ミコアイサのカップル

ご覧のように、雄と雌を比較すると羽の模様と色も違うのがよくわかりますね。初めて見るときっと違う種類のカモが一緒に浮かんでいると思ってしまいます。顔なんかまるで違いますね。

ミコアイサの雄を紹介

ミコアイサ雌を紹介

いかがですか、こんなにも違うんですね。

ミコアイサの生態は

カモ目カモ科でミコアイサという冬鳥です。漢字で書くと「神子秋沙」神の子と書くんですね。

全長42cmで雄の白黒の羽が特徴で目元の黒い部分をみて『パンダカモ』と呼ばれ親しまれています。

冬鳥として九州以北に渡来し湖沼や河川、池など淡水域に生息する。雌は目先が黒く頭部が赤みのある褐色で喉から首は白いのが特徴です。

現在はすでに渡ってしまい、この多摩川にはもういません。一年後ふたたびくてくれるかもわかりませんが、来年に期待したいと思います。

カモの種類には他にも色々あり、この多摩川に飛来するのは、「キンクロハジロ」「ホシハジロ」前回のblogで紹介しました「ホオジロカモ」、「コガモ」なども来てくれるんですよ。

カモの仲間を紹介しましょう

今回はいろんなカモの種類をご紹介しましたがいかがでしたか。野鳥って沢山の種類がいて、また、冬鳥・夏鳥に分け年中楽しませてくれるんですよ。

まだまだ続く丸石野鳥倶楽部、次回も期待してください。そろろそ夏鳥がやってきます。